風物アート賞

人・水・光・地域 天の川プロジェクト

イベント概要

身近な水面を見つめなおし、より愛着を深めていただくために地域の川にLEDを光源とする光の球「いのり星」を放流し、新しい水景観をつくりだす地域魅力創出活動です。「いのり星」はLED光源、太陽パネル、蓄電池搭載で環境負荷の少ない演出で一夜限りの天の川を創出する。2009年に大阪から開催されたこのプロジェクトは 夜桜、城の夜間照明、スカイツリーなどとコラボして 大きな話題を作り、地域、メディア、市民から幅広い支持と共感を得ているイベントです。過去の事例は東京 隅田川 東京ホタル・大阪 天の川伝説・北海道小樽 冬の流星・南伊豆 夜桜流れ星・京都 京の七夕 など

審査員コメント

圧倒的な数量のLEDを光源とする光の玉を川に浮かべるといった非日常の景観を創りだすスペクタクルイベントで、遊覧船に乗って見学する人も増えるなど、新たな需要創出に寄与している点が評価されました。事後の回収作業や川の流速や面積に応じて、美しく見える数量や投入するタイミングなどを工夫されている様子が伺え、シンプルな中にも職人技が感じられるイベントです。 また、企業のプロモーションと併せたプロデュース力も評価されました。

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