防災は継続 賞

3.11WALK

イベント概要

『忘れないという防災』を合言葉に、東日本大震災から5年となる節目の日に開催した「徒歩帰宅シミュレーションイベント」。
コンセプト:「震災の記憶を風化させないこと」「いつ来るか分からない災害時に備えた知識・情報を身につけること」を目的に設定。自ら参加することを通じ、記憶と学習を近くさせる体験イベント。
概要:震災から5年。復興イベントも一段落し、震災の記憶や備えについて、他人事になっていた。有楽町から自宅までの徒歩帰宅体験を通じ、安全な帰宅ルートや避難場所・立ち寄りスポット、必要な備蓄品を体験から学ぶ参加型イベント。
出陣式イベント(有楽町)では、新聞社や協賛社のブースに加えて自衛隊による炊き出しや3.11Walkアンバサダーによるトークショーを実施。午後2時46分には通行客も含め、全員で黙祷。その後は陸上自衛隊音楽隊による華やかなファンファーレを合図に、東北に想いを馳せあの日を想い出しながら徒歩帰宅を体験した。

審査員コメント

震災の記憶を風化させない!ことを目的に企画されたイベントで、参加者が実際に歩いて自宅に帰るという、ある意味“苦行”とも言える体験を主軸にした組み立てが、有事の際の訓練としても役立つ「防災イベント」として評価されました。自衛隊のファンファーレでスタートするなど、演出にも工夫があり、今後も継続して実施されることを期待して「防災は継続 賞」が授与されました。