イベントが行動を変える 賞

TOHYO CYPHER

イベント概要

選挙権年齢18歳引き下げに伴い、新有権者に対して東京都選挙管理委員会が開催した18歳選挙権啓発イベント。近年、若年層の低投票率が課題となっている事から、新有権者に対して直接アプローチし、18歳選挙権の周知を行い、若年層が積極的に社会に意思表示をする事を歓迎する雰囲気を作り出すことを目指した。
【実施内容】来場者は会場に設置した投票箱にラッパーに言って欲しい1ワードを書いて投票する。MCが投票箱から1ワードをラッパーに伝え、ラッパーはそのワードを混ぜながら即興ラップをその場で作りあげる。自分の意志(投票)が社会に反映されていくことを、イベントを通して知ってもらう。
【結果】事前告知なしで、2日間でアルタ前広場に3,000名もの若者を集めることに成功。TV/WEBに加え、読売新聞/日経新聞の社会面にも取り上げられた。また、10代の投票率が、他県と比較し6.7pt高かった。

審査員コメント

選挙管理委員会のイベントという“お堅いイメージ”を参加者の一言をラップでつなぐというPOPで若者受けする表現手法で、18歳からの投票権のアピールに成功した好事例として評価されました。
個々人の想いが取り上げられ、拡散され、共感が広がるという「政治」の本質に近いエンターテイメントとして、実際の投票率向上にも寄与したことから「イベントが行動を変える 賞」に輝きました。