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第14回桜流鏑馬

イベント概要

かつて南部地方と呼ばれた当地は、旧藩以前から南部馬の名産地として名を馳せてきた。とりわけ十和田市(旧三本木町)は、明治期から戦中にかけて軍馬補充部三本木支部が設置され、産馬事業の振興により飛躍を遂げた歴史的背景がある。現十和田市が「駒の里」を自任し、馬にこだわった街づくりに励む所以でもある。その馬を活用したイベントである桜流鏑馬を観光資源の一つとして育成し、観光振興及び地域活性化を図るため、日本古来の伝統武芸である流鏑馬を競技化し、全国でも珍しい女性による流鏑馬を通じ「駒の里」十和田市をPRしている。クラス別競技大会、桜の木に見立てた的に扇を設置し演武披露、衣装や装飾品にピンクを取り入れるなど会場全体の演出を行う。そのほか体験乗馬や、大学生による和装や鎧などを着用したボランティアスタッフとのふれあい等の提供も行い、外国人観光客や家族連れなどで賑う。