子供未来賞

ふくしま すまいるプロジェクト

イベント概要

東日本大震災による原発事故の影響でいまだに長時間屋外で遊ぶことが制限され、運動不足や心的ストレスを感じ、なかなか無邪気な笑顔が見られなくなった子供たちに対し、純真な笑顔を引き出し、元気な姿を取り戻せるキッカケ作りにチャレンジ。子供の純真な笑顔を引き出すために、日常で子供たちが飛んだり跳ねたりする瞬間に自然な笑顔が生じることに注目。飛び上がった瞬間の笑顔を感知し自動で撮影。さらに瞬時に青空と合成する装置「すまいるジャンプマシン」を開発し福島県内運動施設や幼稚園を訪問。 そこで撮られた笑顔の画像は、瞬時に親に届けられたり、WEBサイトにUPされ、周りの人々をも元気にする。また、その場で凧として出力してプレゼント。子供たちの気持ちの分身として、また、連凧として子供たち同士つながって青空に舞い上がることでの笑顔作りと思い出作りのキッカケを提供する企画。

審査員コメント

屋外で遊ぶことを控えがちな福島の園児たちに元気を取り戻してもらおうという想いや、飛び上がった瞬間の笑顔を感知し自動で撮影し、瞬時に青空と合成する装置「すまいるジャンプマシン」をこのために開発したアイデアと熱意が評価されました。また、県内の幼稚園など7か所を回って延べ30日間ほど撮影した機動力、子どもたちが大空にジャンプしているかのように画像を凧にして揚げるというファンタジーを実現したことも感動をよびました。

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