映画館数が日本で最も少ないとされている島根県。
浜田市もかつては6軒あった映画館が20年前、0軒に。
最寄りの映画館に行くまで2時間以上もかかる映画館エアポケット地帯。
今回の「はまだ映画館」は、そんな町に1日限定で映画館を復活させ、映画館に行ったことがない子供達や何十年も映画館に行けていないお年寄りに、もう一度、映画の楽しみを味わってもらいたいという思いから生まれたプロジェクト。
浜田市後野地区、浜田市役所、島根県立大学の学生が実行委員会を立ち上げ、「映画のある人生を」というタグラインを掲げるWOWOWが協力。
会場は、2013年に閉校になった旧後野小学校。閉校後、もう一度、人が溢れる賑やかさを、という思いもありました。
当日は快晴。初めての映画館に心躍る子供達や昔の思い出を胸抱いた大人達が集まり、昔ながらの映写機から映し出された大スクリーンを食い入るように見つめていた。