歴史エンターテイメント賞

鷹の爪団のSHIROZEME in 松江城

イベント概要

「SHIROZEME(城攻め)」は、日本特有の文化財「城・城跡」を活用し、戦国時代さながらの体験ができる歴史的画期的アトラクションイベントです。
本イベントは、城だけでなく城を抱える街全体として盛り上がるお祭りで、歴史や体験型アトラクションに興味のある日本全国の人々、サムライ文化に興味をもつ海外からの外国人客をその街に集客できます。
国宝「松江城」で2015年11月に開催した鷹の爪団のSHIROZEMEでは、1日で15,000人の観光客が訪れました。新しいインバウンド施策として、今後日本全国を舞台に広めていく予定です。
鷹の爪団のSHIROZEME in 松江城の様子は、TVやラジオ、新聞、雑誌など多くのメディアで掲載され、認知が広まりつつあります。全国にある3,000の城,城跡をベースに全国の城ネットワークを構築していきます。

審査員コメント

甲冑によるコスプレの要素と、「SHIROZEME(城攻め)」というゲーム性、また国宝松江城を実際の舞台に使うというリアル感が、参加者に得難い体験を提供したと思われます。実際イベント当日は雨という悪条件にも関わらず、多くの参加者、観覧者を呼び込み、島根県外からの参加者も64%にのぼり、そのうち約半数が松江市に初めて来たということからも、イベントのコンテンツ自体が魅力的であったことが窺えます。
経済波及効果も測定し成果を「見える化」するなど、地域の観光振興、経済振興に大きく貢献したこと、今後のインバウンドコンテンツのモデルとなることが評価されました。歴史資産を活かした新たなエンターテイメントということで「歴史エンターテイメント賞」が贈られました。

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