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世界の“よさこい”賞

よさこい祭り

イベント概要

よさこい祭りは毎年8月9日(前夜祭)10日、11日(本番2日)、12日(後夜祭・全国大会)の4日間、高知市内9カ 所の競演場・7ヶ所の演舞場で約200チーム、約18,000人の鳴子を持った踊り子が工夫を凝らし、地方車には華やかな飾り付けをして市内を 乱舞する土佐のカーニバルです。この祭りは、全国的な不況の中、戦後の荒廃した市民生活が落ち着きを見せ始めた昭和29年8月に不況を吹き飛ばし、市民の健康と繁栄を祈願し、併せて夏枯れの商店街振興を促すため高知商工会議所が中心となり発足しました。現在、北海道札幌市の「YOSAKOIソーラン祭り」、東京都の「原宿スーパーよさこい」をはじめ日本各地に伝播し、地元の文化と融合した祭りとして定着しています。この流れは日本だけに留まらず、世界にも広がりをみせ、高知のよさこい祭りには海外からの参加いただいています。

選考委員コメント

1954年の第1回開催から南国土佐の風物詩として60年以上続くよさこい祭りは、近年北海道のYOSAKOIソーラン祭りなど全国各地に伝播し、多くの踊り手チームや観客を魅了しています。
本家のよさこい祭りでも、海外からの参加者も増えており、これからの地方のインバウンドコンテンツとしての発展と、世界によさこい祭りが広まることの期待を込めて「世界の“よさこい”賞」が授与されました。