昨今の世界の日本ブームや国内の日本文化再認識ブームが起こっている中で、『銀座花鏡プロジェクト』はGINZASIX内に開場した観世能楽堂を拠点に2か月間様々な公演を行いました。その中で外国人観光客並びに日本芸能文化に馴染みのない日本の方々を対象に、”わかり易い”日本の伝統芸能をテーマとして定期公演を実施しました。「夏のにぎわい隅田川」江戸時代の夏の様子を、日本舞踊や庶民に親しまれた端唄、お囃子、剱伎の披露の他に、来場者に扇子をお貸しして「日本舞踊における見立て」を学びながら楽しませ、和楽器を演奏してもらうシーンを織り込んだりと日本の伝統芸能に関する魅力を紹介しました。また日本舞踊のミニマリズムを追求した素踊りを行った「にっぽんの舞踊能取り物の世界」、観世能楽堂で初めて行った「志の輔らくご」、自身のヒット曲を和楽器用にアレンジして行った「五木ひろし和楽器と奏でる日本のこころ」も行いました。