本プロジェクトは、体験者ごとにパーソナライズされた演劇台本をAIが書き上げる、という新しい時代の演劇体験イベントです。2019年度の演劇の祭典、「日比谷フェスティバル」にて行われた1プロジェクトで、体験者のインプット情報(パーソナルデータ、エモーショナルデータ)をもとに台本を生成します。それぞれから得られる感情の分析結果から、生成される台本の言葉や、ストーリー展開、結末等が変化します。また、会場では生成されたセリフが浮かび上がるインスタレーションが体験でき、最後には印刷された実際の台本を持ち帰ることができます。技術には音声認識や表情認識、NEC様の虹彩認証技術が使われており、台本の内容から表紙のデザインまで、一人ひとり違ったオリジナルの台本を持ち帰ることのできるよう制作されています。