新たな一歩のSDGsで賞

GREEN WORK HAKUBA

イベント概要

<実施背景>
豊かな自然に恵まれた長野県白馬村。近年の気候変動により観光産業が大きな影響を受けていた。
そこで、地域活性の新たな手立てとして「サーキュラーエコノミー」を学ぶカンファレンスを開催。
参加者の誘致だけでなく、白馬村を「サーキュラーエコノミーを牽引する街」としてブランディングすることで新たな魅力を生み出した。
<サーキュラーエコノミーとは>
持続可能な社会の実現のために必須とされる新しい経済モデル。廃棄を生み出さない製品・サービスの設計や、環境負荷の少ない原料・エネルギーを選択する。気候変動の問題に直面する白馬村だからこそ、より意欲的に学ぶことができるテーマだった。
<施策のポイント>
・環境意識の高い多様な企業が20社以上参加
・豊かな自然に囲まれて「リゾートワーク」体験
・国内外の第一人者による最新の講義
・再利用ができる工夫を施したイベントツール
<実施結果>
新聞、雑誌、WEBメディアに取り上げられブランディングに寄与。観光地としての魅力に「サーキュラーエコノミー」という先進的なテーマが付随し、地域の新たな価値創出に成功した。また、本イベントは「2020年最大のサーキュラーエコノミーイベント」と称され、第二弾の開催も決定。地域活性の継続的な取り組みとして定着している。

選考委員コメント

気候変動の影響を大きく受ける観光産業を抱える白馬町ならではのブランディングイベントとして、評価されました。循環型経済をテーマに学び合うコンテンツをはじめ、最後にイベント名表示の横断幕をエコバックにするなど、イベント自体をSDGsに沿った取り組みとしている点は今後のリアルイベントの運営にも参考となると思われます。次年度の開催も予定されるなど、地域ブランディングイベントとしての定着が期待されます。