未来へのゲートウェイで賞

Takanawa Gateway Fest

イベント概要

「Takanawa Gateway Fest」とは、山手線の駅としては1971年開業の西日暮里駅以来、49年ぶりに開業した高輪ゲートウェイ駅前特設会場で、55日間に渡り開催されたJR東日本の大規模イベントである。
当初は2020年3月の高輪ゲートウェイ駅開業とあわせ、その後に開発される新しいまちも見据えたイベント計画だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、期間・内容を変更して開催された。
開催にあたり以下3つのテーマを設定。
①2024年度この地にできるあたらしいまちづくりに向け、多くの人に関心を持ってもらう。このまちには、世界中から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれる
②日本と地域の魅力に触れる
③東京2020オリンピック・パラリンピック大会開催への機運を高める
新型コロナウイルス感染症拡大によるイベントの自粛や中止、休業などによって大きな影響を受けた「音楽」「スポーツ」「食」などの関係者を応援、またコロナ禍でも安心して来場者に楽しんでもらえる場をつくることも目指した。多くの共創パートナーと連携し、また徹底的な感染対策を行った上でイベントを開催し、大きな成果と成功をもたらした。

選考委員コメント

単独企業主催としては、久々の総合的な博覧会型イベントとして注目されました。入場人数の制限や消毒除菌など新型コロナ感染防止対策を徹底しつつ、リアルで多くの入場者を集め安全に運営されたことが評価されました。建築的にも意匠にこだわった会場設営や、テーマも未来技術から伝統工芸の技や日本酒など幅広く、さまざまな世代にアピールすることで、およそ半世紀ぶりの山手線新駅誕生に相応しいイベントとなりました。