これまでは通行する人で路面が見えないくらいに賑わっていた道頓堀が、コロナで海外・国内からの観光客の消滅に伴い、一転して閑散とした商店街になってしまった。
この状況を逆手にとって、「おちょやん」でもお馴染みの芝居町としての歴史も踏まえ、ライブパフォーマンスでもう一度ゼロから賑わいを取り戻そうと企画。
同じくコロナで苦境にあるライブパフォーマーの発表の場として参加を呼びかけ、7月8月の2か月間、毎週金、土曜日の夕方から夜にかけて開催することとした。
コロナで帰国中のヨーロッパで活躍する本格的なマジシャンやプロダンサーグループや弾き語り、伝統的な猿回しなど、普段では決して上演できない場所で、さまざまなパフォーマンスを実施した。上演中は足を止めて観覧いただく人々で久しぶりの賑わいが生まれ、8月終了の予定を11月末まで延長開催することとなり「ライブエンターテイメントの町」道頓堀の話題作りに一役を買った。