新型コロナウィルス感染拡大を要因に中止となった花火大会は全国で約850件、
花火大会中止に伴う観光需要を含めた経済的損失は1兆0,400億円超にものぼります。
こうした最中に、「地域に明るいニュースを届ける」「花火事業者の支援」を目的に日本初となるドライブイン形式による映画と花火のコラボレーションイベントを企画。
三密を避けて車の中から安全に映画を楽しみ、フィナーレには映画音楽とシンクロした花火が盛大に打ち上がると言う世界でも類を見ないコロナ対応型イベントを実施。
チケットは約2分で完売、テレビ、新聞をはじめとした150媒体以上のメディアで取り上げられるなど設定目標を大幅に上回る結果を達成する(詳細後述)。
「花火」「映画」と言う老若男女問わず愛される2大エンターテインメントコンテンツを活用し、コロナ禍でも実施可能なニューノーマルイベントのモデルケースとして社会に提案。中止となってしまった花火大会やお祭り等の代替イベントとして活用する事で全国の花火事業者の危機的状況を救済し、地域の賑わいを創出する。
花火大会が全国的に相次いで中止となる中で、花火関連産業の需要喚起の意味でも、映画産業の裾野を広げるという意味においても、さらには郊外や有休地の活用での地域活性化という意味においても、イベントというスタイルで構成されたシンプルながら有用な手法が評価されました。予算的にも運営的にもコンパクトで安全な開催形態であり、水平展開が期待されるイベントとして全国的に波及していくことの期待を込めての受賞となりました。