地元チャレンジャーに火を灯し、未来を動かす運動体に。
トヨタは聖火リレーを一過性のお祭りに捕らえず、地元をより良くする「地元チャレンジャー」を発掘し、その想いに火を灯し、未来のエンジンになってもらう運動体として位置付け、イベント全体を構築した。
「動かせミライ!その一歩を地元から」という地元密着未来志向型コンセプト
地元チャレンジャーを掘り起こすオリジナルな仕組みとミライを担う子供の参加を促す史上初の試み、そして地元チャレンジャー(ランナー)が誇りを持って活動を継続できるためのプライドアップ施策を実施。
①地元チャレンジャー発掘・選考・紹介システム
地元を良くする『地元新聞社』と『地元の販売店』が協力して地元チャレンジャーを発掘・選定・紹介を行うオリジナルのシステムを構築。
②聖火リレー史上初のキッズ施策「キッズ隊列参加コンテスト」
年齢制限がある聖火リレーをミライを担う子供達に間口を開くため、聖火リレー史上初の子供の隊列参加を可能にしたコンテストを構築。
※コロナ対策のため本番はコンテストのイラストを隊列で発信。
③地元チャレンジャー(ランナー)プライドアップ施策
コロナによる制約をされた聖火リレーになったため、活動の情報を広く発信することから、一転してチャレンジャーのプライドアップに軸足を置いたランナーファースト施策を実施し、1,000以上のチャレンジに火を灯した。
競技場以外での、多くのイベントも東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を盛り上げる役目を果たしました。無観客でのスタジアムに流れる、母国語での応援メッセージや動画は、選手の気持ちの支えになったでしょうし、「地元チャレンジャー」として聖火をリレーした人々は、更なるチャレンジを続けておられると思います。また、最新の通信技術や映像技術で聖火セレモニーを体験された人々は永くその記憶を語り継ぐに違いないと思われます。コロナ禍で沈みがちな国民の心を勇気づけたイベントとして、特別賞の授与となりました。