最優秀賞 経済産業大臣賞(日本イベント大賞)

やっぱり「ど真ん中」で賞
第23回にっぽんど真ん中祭り「市街地×オンライン」開催

イベント概要

にっぽんど真ん中祭り(略称:どまつり)は、『全員参加型の祭り』を目指し、1999年に誕生しました。毎年8月に名古屋の街を舞台として、全国・海外から地域を背負った市民が集まり、地域文化を取り入れた個性溢れる踊りと、地元の民謡を取り入れたオリジナルの楽曲で観客を魅了します。
祭りへの参加をきっかけに、地域に興味や関心を持ち、地域の人と人がつながり合う。これこそが「人と地域の活性化」「文化の継承と創造」を目指す、どまつり最大の特徴です。
コロナ禍、全国のお祭りが次々と中止される中、2020年は“テレどまつり”と題し、演者も観客も自由に祭りに参加できる「多様性の証」として、各地域で撮影した動画を事前に募集しライブ配信。“分断”が常態化する中、“繋がり”が保てる魅力と、参加した各地域の魅力ある「ご当地」を旅しているような気分を融合したイベントとして敢行しました。
2021年は、「市街地開催×オンライン配信」のハイブリッドイベントとして開催。動画作成時の撮影地での問題を解決する(撮影許可)協定を行政と締結して参加チームの支援等をし、結果、全国47都道府県・海外より過去最多438チームが参加。最も魅力に満ちたチームには、オンライン祭りとしては初めて「内閣総理大臣賞」が贈られました。
開催にあたり、全ての関係者にワクチン接種機会を提供し、無観客の会場からオンラインでライブ配信。209万人の視聴者がコロナ禍の夏を楽しみました。

選考委員コメント

コロナ禍でイベント産業は中止、延期など苦しい状況が続いているにもかかわらず、ハイブリッドでの実施によりコロナ前の参加者数である206組と比べて2021年は倍以上である438組が参加し、イベントとして規模を拡大している。加えて、全ての関係者にワクチン接種機会を提供しており、安全な開催に向けて配慮している。また、国内のみならず海外からもオンラインで参加しており、イベントの視聴者数は200万人を超え、新時代のイベントの成功例として評価されました。