イベント概要

ケイティ・ペリーと世界12カ国約100名の多様なアーティストの個性が混ざり合った、世界最大規模の超ダイバーシティコンサート 日本財団が50年以上続けてきた障害者支援の一環として、だれもが「その人らしい色合い」を出しながら共に生きる社会の可能性を発信する場として開催。アーティスト招聘から出演サポート、来場者誰もがコンサートを楽しむための鑑賞サポートなど、世界でも類を見ない多様なアクセシビリティを備えた。 単なるサポートや情報保証だけでなく、新時代のエンターテイメントとしてあらゆる人が楽しめる新しいコンサートの在り方にも挑戦。 音やリズム、歌詞の意味を手話や体全体を使って表現する手話パフォーマンスを取り入れ、聴覚だけでなく視覚的に楽しめる音楽体験を提供した。 制作段階では、シンガポールの演出家チームとコラボレーションし国も文化も異なる国際色豊かな体制で臨んだ。さらに、当日は個性あふれるボランティアスタッフが出演者や来場者の対応を行うなど多様な人材が活躍するイベントとなった。 コンサートの最後には約4年ぶりに来日したケイティ・ペリーが登場、“アーティストも観客も一緒になって楽しむ”フィナーレを飾った。
コンサートの様子はインターネットを通じて世界中へも生配信され、アンケートやSNS上では個性あふれるパフォーマーたちを絶賛する声が国内外から多数寄せられた。

選考委員コメント

「世界最大規模の超ダイバーシティコンサート」として、さまざまな障がいを持ったアーティストを100名の規模で迎え入れ、一つのショーとして成立させた、きめ細やかな準備過程と当日のオペレーションの技術の高さが評価されました。半世紀にわたり、障がい者支援を行ってきた主催者の持続的な取り組みも評価されました。