TOKYOエシカルファッションチャレンジは、東京都と約260社の企業・団体が推進する「TOKYOエシカル」の一環として実施された、中学生・高校生との共創プログラムです。本プログラムでは、持続可能な社会の実現を目指し、若年層にエシカル消費の意識を高め、行動変容を促すことを目的としました。
エシカル消費の第一人者である講師や、エシカルファッションの最前線で活躍するデザイナー、エシカル商品を製造・販売するメーカーが協力し、学生たちがエシカル消費を学び、実際に服を制作し、発表するまでのプロセスを体験できる特別なワークショップを実施。計8回(合計約24時間)の講座を通じて、エシカルファッションの本質や社会的意義を深く理解する機会を提供しました。最終回は「成果発表会」として、TOKYOエシカルのパートナー企業・団体が多く出席する場で、学生たちがプレゼンテーションを行い、ワークショップで製作した服を紹介したり、学んだことなどを発表しました。
本プログラムにより、原材料の調達から製作、流通・販売、着終わった後の廃棄など、ファッションに関する社会的課題について幅広く学び、エシカル消費の具体的な行動を考えるきっかけとなりました。さらに、学生自身が制作した衣服を企業に向けてプレゼンテーションすることで、次世代と企業の共創を促し、持続可能な社会の実現へとつながる重要なステップとなりました。