

「ばくモレ展」とは、NTTドコモが主催する、「SNS情報漏洩問題」を啓発するための写真展イベント。近年、瞳に映る景色や背景に写り込む電柱などから生活圏が特定され、犯罪に巻き込まれてしまう若者が増えている。この危険性を多くの人に理解してもらうために「"盛れ"ていると思ったら"漏れ"ている」という驚きの疑似体験ができるイベントを制作。「人気インフルエンサーのよくある写真展」かと思いきや、「実はすべての写真や映像から個人情報が漏れていた」という展開で、SNSやニュースなどで大きな反響を巻き起こした。
"盛れている"写真と見せかけて、実は情報が"漏れている"写真の展示会だったという斬新な種明かしで、堅くなりがちなリスク喚起の啓発コミュニケーションにおいて、若年層の興味・関心を引くことに成功している点が素晴らしいです。ネーミングを含めて見た目はポップなイベントですが、そこであえて硬派な社会テーマを扱う。このギャップにNTTドコモの企業としてのセンスを感じさせ、若年層のドコモブランドに対する共感醸成に貢献したと思います。(谷口優選考委員)

