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バリアフリー漫才 D-1グランプリ

イベント概要

日本初となるダウン症の方による全国規模の漫才大会を開催。2024年12月から東京、埼玉、福岡、大阪の4会場で予選を実施し、勝ち抜いた6組が滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールの本選に出場した。小学生から大人まで、漫才・落語・ピン芸と多様なスタイルで表現を競った。
本イベントは2019年より展開してきた「やさしい日本語」による漫才作成講座の集大成として実現。平仮名のみで構成された漫才台本により、知的障害のある方でも容易に参加できる仕組みを確立した。数ヶ月間の漫才作成講座を通じて技術を磨き、日本ダウン症協会理事を含む審査員の前で堂々とパフォーマンスを披露。会場は終始笑いと温かな拍手に包まれた。
「D-1グランプリ」のDはDiversity(多様性)を意味し、障害者による文化イベントの新たな選択肢として「お笑い」という分野を開拓。従来、障害者の文化活動は歌・ダンス・演劇に限定されていたが、本大会により「お笑い」も可能であることを実証した。笑いを通じて心理的安全性を確保し、障害者と健常者の相互理解を促進する画期的な取り組みとなった。